金沢 晴れ、きょうは一日中、曇りのち時々雷を伴う雨が降るでしょう。きのうよりも暖かく、最高気温は19度まで上がります。

今週はネタ切れになりそうで、秋晴れの街を歩き、いろいろ撮りました。引き続き「野町広小路~にし茶屋街」をぶらぶら歩き「かんばん・のれん」です(笑)







野町広小路は、金沢市の中心部から犀川(さいがわ)大橋を渡った南側、古くから「金沢の南の玄関口」とも呼ばれた交通の要衝です。かつての城下町の面影を色濃く残し、歴史的なスポットへの入口にもなっているエリアです。




昔から北陸街道沿いの重要な交差点で、現在も市内有数の交通の要所となっています。地名の「広小路」は、道幅が広くなっていることに由来します。寺町寺院群の北側入口にあたり、多くの寺院が並ぶ情緒ある寺町通りが始まります。




にし茶屋街は、ひがし茶屋街、主計町(かずえまち)茶屋街と並ぶ「金沢三茶屋街」の一つです。犀川(さいがわ)の西岸に位置し、他の茶屋街と比べると規模はコンパクトながら、静かで落ち着いた雰囲気が特徴の、小粋な大人の社交場として栄えてきました。




芸妓たちが三味線や舞などの芸で客をもてなす、大人の社交場として栄えました。大正時代にベストセラーとなった小説「地上」の作家・島田清次郎が、幼少期をにし茶屋街のお茶屋「吉米楼」で過ごしたという歴史も持っています。



