柿木畠人情笑店街「のれん・看板編」

 金沢 曇り、きょうは晴れ時々くもりで、さわやかな一日となりそうです。気温は17℃まで上がり、きのうより少し暖かく感じられるでしょう。

 週末のネタ仕入れで、おなじみ「柿木畠人情笑店街」をぶらぶら歩き、「のれん・看板」をいろいろ撮りました(笑)

 金沢市の柿木畠人情笑店街は、独特の魅力を持つ飲食店街です。昼間というよりは、夜に賑わう飲食店街です。居酒屋、バー、小料理屋、割烹など、個性豊かな店がひしめき合っています。

 名前にもあるように、単なる飲み屋街ではなく、店主や常連さんとの交流が楽しめる、人情味あふれる雰囲気が魅力です。新しいお店も増えつつ、昔ながらの雰囲気も残しています。柿木畠は、藩政時代に築造された金沢城西外惣構堀(用水)が今も流れており、歴史的な風情を残しています。

 戦後、金沢の中心街である香林坊や片町に隣接するこのエリアに、徐々に飲食店が集まり始め、「裏の社交場」のような性格を強めていきました。迷路のような細い路地、そして歴史を感じさせる古びた建物と、新進気鋭のモダンな店が混在しているのが、柿木畠の魅力です。

 柿木畠の「人情笑店街」とは、単に古い店が多いという意味ではありません。「店主が腕を磨き、常連客との関係性を大切にする」という、昔ながらの日本の飲食店のあり方が、現代の新しい店にも受け継がれていることが、この街の「人情」の核となっています。

【撮影場所 柿木畠人情笑店街:2025年10月25日 Xiaomi 15 Ultra】