正月の街をあるけば「寺町寺院群~にし茶屋街」

 金沢 曇り、一日中雨の予報ですが今は降ってません。

 元旦は、曇りの予報でしたがは晴れてきたので、正月の街をうろつきました。元旦に撮った写真は、今回が最終回ですが、きっと来年も撮りに行く予定です(笑)
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 金沢市にあるにし茶屋街は、江戸時代に加賀藩によって公許された花街の一つです。
ひがし茶屋街とともに金沢を代表する芸妓の街として知られ、伝統的な木造建築が立ち並ぶ美しい街並みは、まるでタイムスリップしたかのような風情を醸し出しています。

 にし茶屋街の歴史は、1820年(文政3年)に遡ります。加賀藩11代藩主前田斉広が、金沢町奉行山崎頼母の口添えにより幕府から正式に公許を得て町割りされたのが始まりとされています。

 金沢市の寺町寺院群は、約70もの寺院が密集する、国内でも有数の規模を誇る寺院群です。藩政期に一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められた歴史を持ちます。

【撮影場所 寺町寺院群~にし茶屋街:2025年01月01日 OM-D E-M10】
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 写真を整理したら、「しめ縄」をいろいろ撮っていたので、出初式に行ったときの「橋爪一の門しめ飾り」です。
 金沢城の橋爪一の門に飾られる「数の子飾り」は、江戸時代後期の正月に飾られていた様式を再現した、非常に珍しいしめ飾りです。毎年、元旦の登城の様子を描いた「加賀藩儀式風俗図絵」を参考に、地元のわら工芸師によって制作されます。

【撮影場所 金沢城公園:2025年01月05日 OM-D E-M10】