金沢 晴れ、きょうは晴れ時々曇りの天気で、気温は33℃まで上がります。きのうよりも少し暑く、平年よりも高い気温です。

ブクマで「叢雲」さんから企画展「ハンミョウ」の情報を教えて頂き「石川ふれあい昆虫館」へ行ってきました。「チョウの園」で、チョウの生態を間近で体験できる、まるで楽園のような空間ですが、飛行中の写真は、難しかったです(笑)





石川県ふれあい昆虫館は、石川県白山市にある日本海側で唯一本格的な昆虫専門の博物館です。ただ昆虫を見るだけでなく、昆虫とのふれあいや、人と自然の関わりを楽しく学べる体験型の施設として、家族連れや生き物好きの方に人気です。




世界中の代表的な昆虫や珍しい昆虫の標本が展示されています。チョウの仲間、カメムシの仲間といった分類群ごとに展示されており、それぞれの特徴を比較して学ぶことができます。ユウレイヒレアシナナフシ、サカダチコノハナナフシ、オオコノハムシは、 これらは植物防疫法により国内への持ち込みが制限されている貴重な昆虫で、日本では見られる場所が少ないため、特に注目されています。




「チョウの園」は、日本海側最大規模の放蝶温室で、一年中、常夏の環境で南国のチョウたちが約10種類、およそ1,000頭も自由に飛び交っています。沖縄などの温暖な地域に生息するシロオビアゲハ、オオゴマダラ、リュウキュウアサギマダラ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、モンキアゲハ、クロテンシロチョウなどが飛び交っています。特に日本最大のチョウであるオオゴマダラは、その優雅な舞いや蜜を吸う様子を間近で観察できます。




kanazawa10no3.hatenablog.com
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開館した1998年には、当時の皇太子ご夫妻(現在の天皇皇后両陛下)が来館され、雅子さまの頭にチョウがとまったエピソードは有名で、その後もチョウたちが人懐っこく来館者の身体にとまることは珍しくありません。このように、石川県ふれあい昆虫館は、開館から四半世紀以上にわたって、昆虫を通じた自然学習の拠点として、その歴史を刻んでいます。




つづく