【続】地獄極楽と浄土教の美術「まるごと奈良博」

金沢 晴れ、最高気温は33℃予報で暑くなりそうです。

「まるごと奈良博」を観てきました。写真撮影OKで、たくさん撮ったのでまだまだ続きます(笑)

「まるごと奈良博」は、奈良国立博物館が所蔵する仏教美術コレクションの中から、国宝8件、重要文化財93件を含む200点を超える作品を展示する特別展です。

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地獄極楽と浄土教の美術は、浄土教の信仰に基づいて制作された仏教美術です。浄土教は、阿弥陀如来の極楽浄土への往生を願う信仰であり、その教えに基づいて、極楽浄土の様子や地獄の様子を表現した絵画や彫刻などが制作されました。

平安時代から盛んに制作されました。特に鎌倉時代以降は、浄土宗や浄土真宗などの浄土教系の宗派が盛んになるにつれて、さらに多くの作品が制作されました。

単なる宗教画としてだけではなく、当時の社会や思想を知る貴重な資料としても評価されています。

【撮影場所 石川県立美術館:2024年07月09日 OM-D E-M10】