金沢 曇り、きょうは雨雲が広がりつつも時折晴れ間が見られ、気温は9月上旬並みで蒸し暑さを感じる一日となりそうです。

週末のネタ仕入れ、しいのき迎賓館で、 2025年9月30日(火)〜 2025年10月5日(日)行われた「日本新工芸石川会展」の写真を撮ってきました(笑)




しいのき迎賓館という歴史的な建造物と現代的な工芸作品が織りなす空間は、来場者に独特の鑑賞体験を提供しました。




「新工芸」とは、伝統的な工芸の技法や材料を継承しつつも、時代や現代の感性を取り入れ、より自由な発想や表現を追求する工芸分野を指します。





石川会に所属する作家たちの、創造性と技術が融合した最新の力作が一堂に会したと考えられます。単なる実用品としての工芸ではなく、芸術作品としての現代工芸のあり方を提示する場です。




作家たちは、例えば漆芸の蒔絵や沈金、陶芸の釉薬や成形技術など、伝統的な高度な技法を用いながらも、テーマ設定や造形に現代的なアプローチを加えています。これにより、作品は伝統的な美しさとモダンな表現力を兼ね備えたものとなります。




この展覧会は、石川県内における工芸作家同士の交流の場であると同時に、広く一般市民に「新工芸」の魅力を発信し、地域の工芸文化を活性化させる役割も担っています。



