「千代女」あさがおまつり

金沢 曇り、今日は暦の上では秋になる「立秋」です。早く秋が来てほしいです。

石川県白山市で開催される、あさがおをテーマにした夏祭りです。白山市はあさがおの名産地として知られており、このお祭りは、市民が一年かけて大切に育てたあさがおを展示するイベントです。

加賀の千代女は、江戸時代の俳人として広く知られています。1703年に加賀国松任(現在の石川県白山市)で生まれ、自然を愛し、その美しい姿を言葉で表現することに長けていました。


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「朝顔に朝顔につるべ取られてもらい水」は、千代女の代表的な句の一つです。この句は、夏の朝、井戸から水を汲もうとしたら、朝顔の蔓がつるべに絡まってしまい、水を汲めないという情景を描いています。

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千代女は、庶民出身の女性でありながら、数多くの優れた句を残しました。彼女の句は、自然を愛でる心や、ユーモア、そして日常の喜びを伝えるものであり、今も多くの人々に読まれ、親しまれています。

【撮影場所 白山市:2024年08月04日 OM-D E-M10】