「消防式典」令和7年金沢市消防出初式

 金沢 雪、予報通り雪が降ってます。見た目で、積雪約2㎝これ以上積もらなければいいのですが・・・

 昨年は元日に起きた能登半島地震のために中止され、2年ぶりの開催された「令和7年金沢市消防出初式」を観てきました。

 冒頭、地震と昨年9月の豪雨災害の犠牲者を悼み、黙禱(もくとう)を捧げました。恒例の加賀鳶(とび)はしご登りや一斉放水を披露され、市内の消防団員ら約1300人(3つの消防団があり、その下に49の分団)が参加し、約7500人の市民が見守りました。

 金沢市における消防出初式の起源は、明治時代にまで遡ります。江戸時代から続く加賀藩の火消し組織「加賀鳶」の伝統を受け継ぎ、近代消防組織の発展とともに、市民に消防の重要性を啓蒙し、消防団の士気を高めることを目的として開催されるようになりました。

 全ての分団の纏が、梅花を象った同一形状の頭に分団名、馬簾には二筋の黒地を配し、それ以外は金箔で飾られるという統一されたデザインとなっています。この華麗な姿は、全国的にも類を見ないものです。

kanazawa10no3.hatenablog.com

【撮影場所 金沢城公園 新丸広場:2025年01月05日 DSC-RX100M3】