色づく街をあるけば「兼六園」

金沢 晴れ、週末からいい天気が続いており、今日も晴れの予報です。

土曜日の金沢中心街を歩けばシリーズ「兼六園」です。もみじ山とも呼ばれる山崎山は、まだ少し早かったみたいですが、雪つりと紅葉に十月桜も撮れました(笑)

十月桜は、10月から翌年の春にかけて長い期間、少しずつ花を咲かせ続けます。そのため、同じ場所を訪れるたびに、少しずつ変化する桜の様子を観察することができ、一般的な桜よりも小ぶりで、花弁の数も少ないのが特徴です。しかし、その控えめな美しさが、多くの人の心を捉えます。

琴柱灯籠の最も特徴的な部分は、二股に分かれた脚です。

この脚の形が、琴の弦を支える「琴柱(ことじ)」に似ていることから、この名が付けられました。

元々は左右の脚の長さが同じでしたが、何らかの原因で片方の脚が折れてしまい、現在では短い方の脚を石の上に載せてバランスをとっています。
この絶妙なアンバランスさが、かえって美しさを際立たせています。

【撮影場所 兼六園:2024年11月09日 OM-D E-M10】