GO FOR KOGEI 2021【特別展Ⅰ】「那谷寺」

金沢 晴れ、今日も秋晴れ。

芸術の秋のネタが続きます。日曜日に富山、石川、福井の北陸3県を舞台に繰り広げられる、工芸の祭典 「GO FOR KOGEI 2021」が、9月10日(金)~10月24日(日)までの45日間の日程で行われ、早速「那谷寺」へ行ってきました。

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【GO FOR KOGEI 2021 HP引用】佐々木は、使用しているガラスという素材について、物ごとの記憶を保存するための容器だという。ガラスは表現するための媒体であって、それ以外ではない。アート作品なので形態はあくまでも自由な形で日常我々が眼にする道具の容器という意味ではもちろんない。植物をガラスに閉じ込めて制作した「植物の記憶」や光をガラスに溜めた蓄光型の作品など、物やことをガラスに閉じ込めて、見ている側に何らかの記憶にまつわるイメージを呼び覚ます。

【佐々木類】https://goforkogei.com/special-exhibition1-category/natadera/#3804

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【GO FOR KOGEI 2021 HP引用】半円球や立方体などの幾何形体を基にした、白やブルーなどの抑制の効いた色彩からなる作品を制作している。物の構造や力学に興味があるというように、ガラスが化学反応したときの変化をそのまま作品制作に取り込んでいる。だから神代が形や色をつくるというよりも、選んだ材料による化学変化によってうまれた色彩や形態が、そのまま神代の作品を決定する。そこが神代の作品の良さであり、ミニマルなスタイルが特徴である。

【神代良明】https://goforkogei.com/special-exhibition1-category/natadera/#3811

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【GO FOR KOGEI 2021 HP引用】巨大な立体作品の制作の中で漆を真正面から技法として取り込んだ第1世代であり、大型のアート作品として漆芸を展開してきた作家である。漆の質感を表現のために活用してきた田中がつくり出す塗面は実に美しく、また形態も独特の曲面をつくり出していて、造形的な追及の結果である。独立した作品として場所を選ばずに設置可能だが、空間との対応関係が生まれ、サイトスペシフィックな見方もできるのは、漆の効果かもしれない。

【田中信行】https://goforkogei.com/special-exhibition1-category/natadera/#3790

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【GO FOR KOGEI 2021 HP引用】布に糸を一針一針縫い込む「縫い」の作業によって誕生した作品で、針一本で自在に造形物をつくり出す。圧倒的な集中力である。縫い付けられた糸によって布が引っ張られて、作品によっては膨らんでいたり、中には立体化してしまっているものもあり、縫う作業が空間にまで展開する。ビビッドな色彩感覚と装飾のパターン、一心不乱に縫い続ける集中力が魅力的な世界をつくり出している。詩情溢れる作品である。

【沖潤子】https://goforkogei.com/special-exhibition1-category/natadera/#3819

【撮影場所 那谷寺:2021年09月11日 DMC-GX8】

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