美術奨励の日「金沢21世紀美術館」

 金沢は、午前中は晴れますが夕方から曇る見込みです。最高気温16°C、最低気温2°Cで、南東の風が吹くでしょう。

 週末のネタ仕入れ、まだ寒さは残りますが、日差しに力強さを感じる季節となりました。この日は、「美術奨励の日」で、有料エリアの一部を観ることができました。「プール」も観れるのですが予約制で、夕方まで予約がいっぱいで、諦めました(笑)

 金沢21世紀美術館の「美術奨励の日」は、金沢市民が優れた現代アートをより身近に感じられるよう、毎月第2土曜日に設けられている市民限定の優待日です。この日は、美術館が独自に選定・所蔵している作品を紹介する「コレクション展」を無料で鑑賞できます。金沢の文化的な豊かさを日常的に享受できる、市民にとって嬉しい制度といえます。

 金沢21世紀美術館が設立された2000年代初頭、金沢市は伝統工芸の街から「現代的な創造都市」への脱皮を目指していました。当時の山出保市長の強いリーダーシップのもと、新しい美術館は単なる箱モノではなく、市民が日常的に通り抜け、対話する「まちの広場」として構想されました。その開かれた運営姿勢を象徴する具体的な施策として、この無料開放制度は誕生したのです。

 この制度の根底には、金沢が藩政期から受け継いできた「市民が文化を支え、育てる」という高い美意識があります。歴史的な伝統を大切にしながらも、未知の表現である現代アートを市民が拒絶せず、自分たちの共有財産として誇りを持てるようにとの願いが込められました。結果として、美術奨励の日は「市民と現代美術の距離を縮める架け橋」として、開館から20年以上経った今もなお、街の文化的な土壌を支え続けています。

 2匹目の「黄金のネズミ」は、結局見つけられませんでした(涙)

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 「美術奨励の日」の歴史は、2004年の金沢21世紀美術館の開館と同時に遡ります。金沢市は「創造都市」として、市民が日常的に質の高い文化芸術に触れ、豊かな感性を育むことを重視しました。その理念を具現化する仕組みとして、市民が無料でコレクションに親しめる日が設定されました。これは、美術館を特別な場所ではなく、市民の「広場」にするための重要な一歩でした。

【撮影場所 金沢21世紀美術館:2026年03月14日 Xiaomi15 Ultra】

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