oterart金澤2025「棟岳寺」

 金沢 雨、きょうは曇り時々雨で湿度が高く、むし暑い一日になりそうです。最高気温は26℃で、きのうより暖かく感じるでしょう。

 「oterart(オテラート)金澤2025」は、2025年9月20日(土)から10月5日(日)にかけて金沢市内の寺院で開催される芸術祭です。後期(小立野地区・寺町地区)の5つのお寺の作品を撮ってきました(笑)

 2025のテーマ「三千大千世界」は、仏教が説く広大無辺な宇宙観を表す言葉であり、同時に一人の仏様が教化できる無限の世界の範囲を指します。「三千世界」とも略されます。お寺という神聖で歴史ある空間で、この壮大な宇宙観と向き合うアート体験を提供することが、このテーマのねらいです。

 金沢市を拠点に活動されている「アマヤギ堂」さんは、主にフリーランスのイラストレーターとして活動されている人物です。その作風が日常的な野菜である「大根」と結びつき、ユーモラスでユニークなキャラクターとして描かれているのが特徴です。

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 棟岳寺(とうがくじ)は、曹洞宗のお寺で、山号は宝林山といいます。明応元年(1492年)に、越前南条郡領主であった赤座長秋が、父・赤座但馬守景秋と母の供養のために、菩提寺として越前に建立したのが始まりです。慶長8年(1603年)頃に金沢に移り、慶安2年(1649年)には加賀藩3代藩主前田利常より寺地を拝領し、現在の小立野の地に至ります。

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 「お寺」と「アート」を掛け合わせた造語で、国内外の作家や学生などが参加し、金沢市内の複数のお寺の本堂や境内に、絵画、映像、彫刻、書、陶磁器、現代アートなど様々な作品を展示します。

【撮影場所 金沢市「棟岳寺」:2025年09月29日 Xiaomi 15 Ultra】

つづく