oterart金澤2025「聞善寺」

 金沢 晴れ、秋晴れのいい天気になりそうです。

 「oterart(オテラート)金澤2025」は、2025年9月20日(土)から10月5日(日)にかけて金沢市内の寺院で開催される芸術祭です。まずは、前期の4つのお寺の作品を撮ってきました(笑)

 2025のテーマ「三千大千世界」は、仏教が説く広大無辺な宇宙観を表す言葉であり、同時に一人の仏様が教化できる無限の世界の範囲を指します。「三千世界」とも略されます。お寺という神聖で歴史ある空間で、この壮大な宇宙観と向き合うアート体験を提供することが、このテーマのねらいです。

 聞善寺(もんぜんじ)は、浄土真宗大谷派(本山:東本願寺)に属する寺院であり、室町時代の戦乱の最中に創建された、由緒ある寺です。山号は今井山といいます。

 建立から時が経ち、寺は江戸時代初期の**正保2年(1645年)に大きな転機を迎えます。当時の加賀藩の藩政上の事情により、聞善寺は当初の場所から現在の瓢箪町(ひょうたんまち)の地へと移転しました。この地で寺院は伽藍を整え直し、金沢の城下町における寺院として歴史を刻み続けています。

 「お寺」と「アート」を掛け合わせた造語で、国内外の作家や学生などが参加し、金沢市内の複数のお寺の本堂や境内に、絵画、映像、彫刻、書、陶磁器、現代アートなど様々な作品を展示します。

【撮影場所 金沢市:2025年09月20日 Xiaomi 15 Ultra】

つづく