初秋の街をあるけば「金沢城」

金沢 晴れ、今日は一日中晴れの予報です。

久しぶりに金沢の中心街で、いろいろ撮りました。尾山神社~金沢城へ歩き、まだまだ暑かったので、クーラーの聞いた「鶴の丸休憩館」で一休みしました(笑)

金沢城の五十間長屋は、菱櫓と橋爪門続櫓を繋ぐ2階建ての建物で、多聞櫓とも呼ばれています。普段は、弓矢や刀剣など、様々な武器を保管する倉庫として利用されていました。非常時には、城壁の役割も果たし、敵から城を守るための構造になっています。石落しや鉄砲狭間など、防御のための設備も備えられています。

三十間長屋は、金沢城の本丸附段にある2層2階の多聞櫓です。その名の通り、かつては30間もの長さがあったと考えられていますが、現在は26.5間となっています。安政5年(1858年)に再建されたこの建物は、石川門と同様に国の重要文化財に指定されています。南面は入母屋造り、北面は切妻造りと、異なる屋根形状を持つのが特徴です。また、外壁は石板を貼っており、櫓や城門とは異なるデザインとなっています。

薪の丸は、加賀藩三代藩主・前田利常の正室である珠姫が本丸に住んでいた頃、薪を置いていた場所であったことから名付けられ、江戸時代には、前田家に伝わる貴重な刀剣や書籍などを収める蔵が置かれていました。大典太光世の「鳥とまらずの蔵」は薪の丸であったとも言われています。
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【撮影場所 金沢城:2024年09月07日 OM-D E-M10】