菊花フェスティバル2026in白山「後編」

 金沢は雲が広がりやすく夕方から雨の予報ですが、気温は19度前後まで上がり比較的暖かく感じられそうです。


 大菊の華やかさに加え、会場で大きな魅力を放っていたのが、古木に菊を添わせた「木付(きつけ)盆栽」や繊細な菊盆栽の展示です。

 自然の風合いを感じさせる味わい深い古木と、そこに可憐に咲く赤や白の小菊が見事に調和しており、まるで深山幽谷の景色をそのまま鉢の中に表現したような奥深い風情に見入ってしまいました。笑


 旧松任市時代から脈々と引き継がれてきた白山市の菊栽培は、地域の人々に長年愛され親しまれてきた深い歴史と文化を持っています。

 愛好家の方々が年間を通じて丹念にお手入れを重ね、仕立て上げられた作品の一つひとつからは、地域の伝統を守り継ぎ、花を慈しむ熱い情熱と深い愛情がひしひしと伝わってきます。


 さらに歩を進めると、まるで黄色い滝が流れ落ちるかのように無数の小菊が咲き誇る「前懸け造り」や、幾重にも重なった花びらが完璧な大輪を形作る黄菊など、圧倒される迫力の作品が並んでいました。

 マクロ撮影で花びらの質感や重なりを丁寧に切り取ると、一輪一輪に宿る生命力の強さと静かな気品が際立ちます。


 丹精込めて育てられた菊花の気品ある美しさと甘い香りに包まれ、秋の深まりを五感で存分に実感できる素晴らしい時間を過ごすことができました。

 全2回にわたってお届けしてきた「菊花フェスティバル2026in白山」のレポートもこれにて完結となります。最後までご覧いただき、本当にありがとうございました。

【撮影場所 松任総合運動公園:2026年11月01日:Xiaomi15 Ultra】

kanazawa10no3.hatenablog.com