今日の金沢は、春の訪れを感じる穏やかな晴天に恵まれます。最高気温は13°C前後で、日差しが心地よい一日となるでしょう。

週末のネタ仕入れです。「紺屋坂」から道路を渡り、お堀通り「白鳥路」を金沢ゆかりの彫刻作品を、いろいろ撮りました(笑)




白鳥路に佇む「金沢三文豪像」は、泉鏡花、徳田秋聲、室生犀星の三人が一堂に会した贅沢な空間です。鏡花の自宅を秋聲が訪ね、犀星が傍らで耳を傾けるという、生前にはなかった交流を形にした演出が見どころ。ハイカラな秋聲のスーツ姿など、各々の個性が細やかに表現されており、金沢の文学の薫りを感じられます。










白鳥路は約500メートルの遊歩道に、20体近い彫刻が点在する「屋外美術館」のような空間です。木漏れ日が差し込む緑のトンネルの中、歩を進めるたびに新しい作品に出会えるのが最大の魅力。四季折々の自然の変化が作品に異なる表情を与え、美術館の展示室とは一味違う、開放的で情緒あふれる芸術鑑賞が楽しめます。




道中には、金沢の歴史を象徴する前田利家公の像から、しなやかな女性像や抽象的な現代アートまで、多彩な作品が並んでいます。金沢ゆかりの作家たちが手がけたこれらの造形は、城下町の品格と現代の感性が共生するこの街らしさを象徴しています。静かなお堀の跡を歩きながら、作品を通して金沢の文化の深さに浸ることができます。




白鳥路という名前は、かつて金沢城の「白鳥堀」と呼ばれたお堀を埋め立てて整備されたことに由来します。この地名は、お堀に白鳥が飛来し、優雅に羽を休めていた美しい情景から名付けられました。




現在は水辺から緑豊かな遊歩道へと姿を変えましたが、入口付近にはその由来を象徴する白鳥の像が設置されており、かつての面影を今に伝えています。城下町の歴史と自然の豊かさを同時に感じさせる、情緒ある名称です。



