金沢 晴れ、きょうは晴れる時間もありますが、時々雨雲が広がることがあります。気温はきのうより少し低めで、上着が必要です。

11月20日(木)に行った「京都日帰り旅」のネタです。一番の目的は、京都文化博物館で行われている特別展「世界遺産 縄文」を観ることで、あこがれの「遮光器土偶」たくさん観れました(笑)







縄文時代が1万年以上続いたことを、出土品からたどります。土器や集落(ムラ)の変遷を通じ、長期にわたり安定した生活が営まれたことがわかります。特に、世界最古級の漆製品を含む漆工芸や、多様なデザインの土器が、この時代の技術水準と文化の深さを示しています。これは持続可能な社会の証です。

豊岡遺跡の遮光器土偶は、縄文時代晩期の亀ヶ岡文化を代表するものです。最大の特徴は、一般的な土偶より大型である点と、背中が平らで壁掛けなどに使用された可能性がある点です。遮光器に似た目の表現と、緻密な文様、複雑な頭部装飾が施された女性像であり、豊穣などを願うための祭祀に使われたと考えられています。




八日町遺跡の遮光器土偶は、縄文晩期の大型で中空の土偶です。最大の特徴は、大きく楕円形の遮光器のような目と、胴部全体に施された曲線的な美しい文様です。乳房や下腹部が膨らんだ女性像であり、安産や豊穣の願いが込められていたと考えられています。その造形美と良好な保存状態から、青森県重宝に指定されています。




星宮遺跡の遮光器土偶は、縄文時代晩期(秋田県大仙市)の代表的な優品です。高さ約24.2cmで、眼部がゴーグル状(遮光器状)に誇張され、頭部には王冠状の突起があります。胴部には緻密な文様が施され、赤色顔料(ベンガラ)が残るなど、当時の高い技術と色彩を伝えるほぼ完全な姿で出土した大変貴重な文化財です。




特別展「世界遺産 縄文」は、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」からの出土品を中心に、国宝土偶2件を含む約250件の資料を展示。一万年続いた縄文人の豊かな暮らしや精神性に、土偶や装飾品を通じて迫ります。特に「縄文の女神」や「中空土偶」といった国宝の展示は必見です。




つづく