妙蓮

金沢 晴れ、ラジオで「妙蓮」と言う蓮が咲き、一般拝観出来ると聞き、今日、自転車で行ってきました。

多頭蓮の一種で、茎の先端の蕾は開花するに従い約100枚の花弁が散ると多頭花が出現するそうです。拝観に当たっては、丁寧に説明を受けよくわかりました。今年の一般拝観は7月29日〜8月10日です。ちなみにたくさんのお年寄りが訪れてました(笑)


【撮影場所 持明院 撮影日:2014年8月02日 DMC-TZ30】

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【石川県ホームページ引用】持明院の妙蓮(学名Nelumbo nucifera Gaertn.)は、多頭蓮の1種で、茎頭に多数の花をつける全国的にも珍しい蓮である。妙蓮は毎年7月中旬から8月中旬にかけて開花し、茎の先端の蕾は開花するに従い約100枚の花被が落下して多頭花が出現する。花弁は1,500枚から1,600枚で、花の直径は約15cmから25cmあり、花及び葉の高さは160cm前後に成長するものが普通である。又、この妙蓮はおしべがすべて花被に変形しているため種子ができない。故藤井健次郎博士(金沢市出身 植物遺伝学者 1866〜1952)の研究によれば、持明院の妙蓮は花托の分岐によって生じた多頭蓮とは異なる奇蓮である。
妙蓮は、持明院金沢市本町にあった大正12年3月7日に、国の天然記念物「持明院妙蓮池」として指定されていた。しかし、市街地整備事業に伴い生育地の約半分が道路になったことにより池を拡大したが、生育状況が良くないため、一部を同市沖町の蓮田へ移植し、その後持明院が同市神宮寺に移転した際、沖町の妙蓮を現在地に移植した。このため、国の生育地指定は昭和47年7月11日に解除されている。
現在は昭和46年に持明院敷地内に作られた約430平方メートルの池に約100株ほど生育しており、毎年80個前後が開花するなど良好な育成状況を回復しており、指定して維持保存していく価値は高い。