金沢市の今日は、最高気温21度、最低気温13度の予報です。花を散らす雨の後は、春の暖かさが感じられる一日となります。




4月3日(金)は、絶好の花見日和で、朝から2台のカメラで、市内の桜を撮りに行きました。「主計町茶屋街」は、夜がきれいなのですが、何かと面倒で今年もお昼に撮りました(笑)




金沢の浅野川沿いに位置する主計町茶屋街は、春になると川辺を彩るソメイヨシノが咲き誇り、情緒豊かな風景を生み出します。




川面にせり出すように枝を伸ばす桜並木と、歴史ある茶屋の格子戸や石畳の街並みが調和する様子は、まさに北陸の春の象徴です。穏やかな川の流れとともに、静かな時間が流れる名所として愛されています。

茶屋街の魅力は、表通りの華やかさだけでなく、一歩足を踏み入れた路地裏にもあります。「あかり坂」や「暗がり坂」といった趣のある階段付近では、古い木造建築の陰影と淡い桜色のコントラストが際立ちます。迷い込んだかのような迷路状の小路を散策しながら、時折見上げる桜の花びらは、訪れる人の心を深く癒やしてくれます。




主計町茶屋街の目の前に架かる「中の橋」は、浅野川の情緒を象徴する木造の歩行者専用橋です。かつては有料だったことから「銭とる橋」の別名も持ちますが、現在は市民や観光客に親しまれる憩いの場となっています。橋の上からは、川沿いに咲く見事な桜並木と歴史ある茶屋街の街並みを、遮るものなく一望できるのが魅力です。




日が落ちると街灯に火が灯り、夜桜が幻想的な光に包まれます。ガス灯風の柔らかな明かりに照らされた桜は、昼間とは異なる艶やかな表情を見せ、川面に映る光とともに幻想的な夜の風景を創り出します。夜の静寂の中で、川のせせらぎを聞きながら眺める夜桜は格別で、金沢の奥ゆかしい風情を存分に堪能できるひとときとなります。




つづく