未来へつなぐ―能登半島地震とレスキュー文化財―「宗教文化に寄り添う」

 金沢 雨、きょうは曇り時々雷を伴う雨が降り、一日を通じて湿度が高いです。気温はきのうより少し低く、蒸し暑いですが、比較的過ごしやすくなりそうです。

 石川県立歴史博物館で開催されている「未来へつなぐ―能登半島地震とレスキュー文化財―」は、能登半島地震の被災地から救出された文化財に焦点を当てた特別展です。

 能登半島地震の発生後、手探りで始まった文化財レスキュー事業の「始まり」に焦点を当てています。「文化財」と呼ばれるものだけでなく、地域の人々の暮らしや歴史を物語る様々なものが被災現場から救出された様子が紹介されています。

 地震で損傷した仏像は、レスキュー後に専門家によって応急処置が施されます。その過程で、仏像の胎内から古文書や奉納品が見つかることがあります。こうした発見は、仏像の製作年代や背景を知る貴重な情報となります。

 能登の修験道の拠点であった神社や寺院も被災しました。レスキューされた修験道の道具や記録は、能登における信仰の歴史や、山岳信仰の文化を解明する上で重要な資料となります。

●「文化財レスキュー」の現状を伝える
まだ調査が十分に進んでいない資料が多く、今もなお埋もれたままの文化財が存在するという現状を伝えています。
●文化財の再認識を促す
「いわゆる文化財」だけでなく、人々の「ふつうの暮らし」の中にある日用品や道具にも、地域の歴史を語る価値があることを訴えかけています。
●今後の文化財保全への呼びかけ
この展覧会を通じて、文化財レスキューの重要性を広く知ってもらい、被災した人々が文化財の処分を迷っている際に相談するきっかけを提供したいという思いが込められています。

 この展覧会を通じて、能登半島地震によって明らかになった文化財継承の課題と、それらを未来へつないでいくための取り組みについて知ることができます。


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【撮影場所 石川県立歴史博物館(いしかわ赤レンガミュージアム) :2025年08月02日 Xiaomi 15 Ultra】

つづく
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「能登見聞録」にも別な写真をUPしました。「能登見聞録」是非、お立ち寄り願います。