金沢美術工芸大学卒業・終了制作展2026【Part 04】

 今日の天気は、午前中は晴れますが、夕方からは曇りとなる見込みです。最高気温は7°C、最低気温は2°Cで、北東の風が吹く予報となっています。

 金沢21世紀美術館で開催されていた「金沢美術工芸大学 卒業・修了制作展2026」は、学生たちが4年間(あるいは修士・博士課程)の学びの集大成として制作した作品を披露する、非常にエネルギーに満ちた展覧会で、最終回です(笑)

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 地下1階・市民ギャラリーBは、1階の賑やかさとは一変し、深い「探究」が息づく静謐な空間です。入口すぐには大学院修了制作の重厚な大作が並び、一歩進むごとに素材の質感や緻密な手仕事に圧倒されます。一つのテーマを数年かけて研ぎ澄ませた、若き表現者たちの執念と情熱を肌で感じる没入体験が待っています。

 続くエリアでは、社会課題に挑む製品デザインのプロトタイプが並びます。防災や環境に配慮した「未来の暮らし」を提案する模型やパネルは、美大生のリアルな視点に満ちています。緻密な研究背景を知ることで、アートが社会とつながる瞬間を体感できます。

 最後は、静寂の中に浮かび上がる芸術学の研究発表へ。言葉と造形が交差するこの場所は、金沢美大の知的な層の厚さを象徴しています。1階で感性を刺激され、地下で思考を深める。この2層のコントラストこそが、2026年卒展の真の醍醐味です。

 日本画、油画、彫刻といった「純粋芸術(ファインアート)」から、視覚デザイン、製品デザイン、環境デザインなどの「デザイン分野」、そして金沢らしい「工芸(陶磁、漆、染織など)」まで、全専攻の作品が一堂に会しました。

【撮影場所 金沢21世紀美術館:2026年02月28日 Xiaomi15 Ultra】