金沢 晴れ、きょうは春らしい快晴が広がり、気温は26℃まで上がります。きのうより少し暖かく、6月中旬並みの陽気になる予報です。

今年も小松市の「お旅祭り」を観てきました。莵橋神社と本折日吉神社の二社の春季例大祭です。細工町交差点に揃った「曳山」は、豪華絢爛で見事でした(笑)








小松のお旅祭りの曳山の起源は、江戸時代中期に遡ると考えられています。寛延年間(1748年~1751年)に京都の祇園祭の山鉾を模して作られたのが始まりと言われています。時代を経て、各町が競い合うように曳山の装飾を豪華にしていきました。彫刻や金箔、漆塗りなどが施され、現在のような絢爛豪華な姿になったのは、江戸時代後期から明治時代にかけてのことです。




小松の各町が所有する曳山は、それぞれに異なる意匠が凝らされています。歴史上の人物や物語の一場面、縁起の良い動植物などがテーマとなっており、各町の個性や誇りが表現されています。曳山を見比べるのも、お旅祭りの楽しみの一つです。




今年の7年ぶりの八基曳揃えは、関係者や地域住民の並々ならぬ努力によって実現しました。各町内が積極的に曳き手を募集したのはもちろんのこと、近年では市外の大学生などに協力を呼びかける動きも見られました。7年ぶりの曳山八基曳揃えは、小松市のお旅祭りの歴史においても特別な出来事と言えるでしょう。伝統文化を継承していくことの難しさを改めて感じさせるとともに、地域が力を合わせれば困難を乗り越えられるという希望を与えてくれました。



