金沢 晴れ、きょうは雷を伴う雨雲が見られ、時折強い雨になります。気温はきのうと同じですが、この時期としてはかなり暖かいです。

11月20日(木)に行った「京都日帰り旅」で、京都文化博物館で行われている特別展「世界遺産 縄文」を観てきました。いよいよ国宝「中空土偶」で、素晴らしかったで、たくさん撮りました(笑)




中空土偶は、縄文時代後期に東北地方を中心に作られた、中が空洞の土偶です。北海道の著保内野遺跡から出土したものが特に有名で、1995年に国宝に指定されました。女性的な表現(ふくよかな体型、妊娠線など)に加えて、眉や髭といった男性的な表現も混在するのが特徴です。

ほとんどの土偶が破損した状態で出土することから、意図的に壊すためのものだったと考えられています。これは、破壊が再生の始まりであるという日本的な精神性に基づいている可能性があります。





縄文時代が1万年以上続いたことを、出土品からたどります。土器や集落(ムラ)の変遷を通じ、長期にわたり安定した生活が営まれたことがわかります。特に、世界最古級の漆製品を含む漆工芸や、多様なデザインの土器が、この時代の技術水準と文化の深さを示しています。これは持続可能な社会の証です。






特別展「世界遺産 縄文」は、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」からの出土品を中心に、国宝土偶2件を含む約250件の資料を展示。一万年続いた縄文人の豊かな暮らしや精神性に、土偶や装飾品を通じて迫ります。特に「縄文の女神」や「中空土偶」といった国宝の展示は必見です。




つづく