金沢 晴れ、きょうは青空が広がり、気温は19℃と暖かく過ごしやすい一日になります。きのうより7℃も高く、10月下旬のような陽気です。

11月20日(木)に行った「京都日帰り旅」で、京都文化博物館で行われている特別展「世界遺産 縄文」を観てきました。たくさん撮ったので、まだまだ続きます(笑)




縄文時代が1万年以上続いたことを、出土品からたどります。土器や集落(ムラ)の変遷を通じ、長期にわたり安定した生活が営まれたことがわかります。特に、世界最古級の漆製品を含む漆工芸や、多様なデザインの土器が、この時代の技術水準と文化の深さを示しています。これは持続可能な社会の証です。




福島市上岡遺跡(縄文時代後期)から出土した、高さ約21cmの国重要文化財です。両膝を立てて頬杖をつく、特異なしゃがみ込んだ姿勢が特徴で、妊婦やシャーマン(呪術師)の姿を表現したものと推測されています。安産や子孫繁栄を願う、集落の祭祀に使用された重要な遺物と考えられています。




釜渕C遺跡(ごろうまえいせき)から出土した髪結い土偶は、縄文時代晩期(大洞A'式)の貴重な完形土偶です。高さ23.4cmで、頭髪は大きく束ねた髷(まげ)のような形が特徴的です。 胸には乳房があり、腰から臀部にかけては衣類を表す文様が施されています。赤みがかった褐色で、一部に朱の跡も見られ、国の重要文化財に指定されています。



美々遺跡の「動物形土製品」(通称:ビビちゃん)は、鳥や海獣にも例えられる特異で愛らしい姿が最大の魅力です。全長31.5cmの中空作りで、縄文時代晩期(約3000年前)の高い技術と、全身に施された精緻な文様、一部に残るベンガラ(赤色顔料)の痕跡が、当時の祭祀や精神生活を伝える貴重な文化財として評価されています。






特別展「世界遺産 縄文」は、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」からの出土品を中心に、国宝土偶2件を含む約250件の資料を展示。一万年続いた縄文人の豊かな暮らしや精神性に、土偶や装飾品を通じて迫ります。特に「縄文の女神」や「中空土偶」といった国宝の展示は必見です。




つづく