金沢 曇り、きょうは晴れる時間が多いものの、時折雨が降る可能性があります。きのうより少し暖かく、風も穏やかです。

紅葉が見ごろの街を歩きました。「緑の小径」は、金沢の文化ゾーンである本多の森エリアに位置し、主に金沢市立中村記念美術館と鈴木大拙館を結ぶ遊歩道の一部を指し、いろいろ撮りました(笑)




金沢市の中心部に近い場所でありながら、一歩足を踏み入れると、背の高い木々に覆われ、都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな空間が広がっています。自然の林を切り開いて整備された散策路であり、訪れる人々に癒しと安らぎを提供してくれます。




「鈴木大拙館(すずきだいせつかん)」は、世界的に著名な仏教学者・哲学者である鈴木大拙(すずきだいせつ)の思想と功績を記念し、その精神を伝えるために金沢市に設立された記念館です。単なる展示施設ではなく、大拙の哲学を体感し、思索を深めるための空間そのものが作品となっている点が大きな特徴です。



金沢市出身の建築家である谷口吉生(たにぐちよしお)氏によって設計されました。谷口氏は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の増改築を手がけたことでも知られています。建物は「水鏡の庭」を中心に、以下の三つの空間で構成されています。このシンプルな構成こそが、大拙の思想である「空(くう)」の概念や「無(む)」の境地を表現しています。




「松風閣庭園」は、江戸時代初期に作庭された、由緒ある池泉回遊式庭園です。金沢市の指定名勝であり、その歴史的・文化的な価値から、市内でも極めて重要な庭園の一つとされています。加賀百万石を支えた加賀藩の重臣の中でも、筆頭家老である本多家の屋敷地(下屋敷)の一部に造られました。この地は本多家が拝領した土地であり、現在の地名「本多町」の由来にもなっています。




つづく