白山高山植物園オープンガーデン(その2)

 金沢 晴れ、きょうは朝から晴れて気温がぐんぐん上がり、夕方になると雨雲が近づいてくる予報ですが、暑くなりそうです。

 今年も行ってきました。白山高山植物園の「オープンガーデン」は、白山の高山植物の保護を目的とした試験的な取り組みから始まりました。白山は残雪が残っておりきれいでしたが、花は少し早かったみたいです(笑)

 約50種類の高山植物: 約7,600㎡の広大な斜面に、白山由来の約50種類、10万株以上の高山植物が栽培されています。これはまさに「ミニ白山」と呼べる光景です。

 園全体を黄色に染め上げる「ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)」が主役となります。一面に広がるニッコウキスゲの絨毯は圧巻です。6月下旬〜7月中旬は、シモツケソウ、ハナチダケサシ、タカネマツムシソウなどが咲き乱れ、また違った表情を見せます。クルマユリやササユリなど、人気の花々も可憐に咲き誇ります。

 植物園は標高857mの西山の山頂直下の南斜面に位置しており、東には白山の全容が広がり、大汝峰(おおなんじがみね)、御前峰(ごぜんがみね)、別山(べっさん)といった白山三山を横並びに見ることができ、高山植物と雄大な自然のコントラストを楽しむことができます。

 白山高山植物園は、標高1600m以上に分布する植物の絶滅回避と系統保存を目的としています。白山の生物多様性を守る重要な活動の一環として、これらの植物が育成・展示されています。 高山植物保全協力金として大人300円(高校生以下無料)が必要で、2025年は駐車場内の地すべりにより、駐車場の利用に制限がある場合があります。温室横から駐車場まで無料のシャトル送迎が行われています。

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【撮影場所 白山高山植物園オープンガーデン:2025年06月13日 Xiaomi 15 Ultra、DMC-GX8】

つづく