金沢南総合運動公園のバラ園(前編)

 金沢 曇り、きょうは晴れ間が多いものの、時折雲が広がり、気温は27℃まで上がり、6月下旬並みの暖かさの予報です。

 先週の木曜日に「金沢南総合運動公園のバラ園」でバラを撮ってきました。毎年、バラには品種名の札が付けられており、いつも撮ろうと思うのですが、超望遠レンズで花ばっかり撮りました(笑)

 約160品種、1,800本ものバラが咲き誇る様子は、まさに花の絨毯のようです。赤、ピンク、黄、白、オレンジなど、色とりどりのバラがアーチやフェンスを美しく飾り、訪れる人の目を楽しませます。同じピンク色でも、濃淡や花びらの形が異なるなど、一つとして同じバラはありません。じっくり観察すると、それぞれの個性的な美しさに心惹かれます。

 バラ園には、一つ一つのバラに品種名が書かれた札が付けられています。名前の由来や、作出された国などを調べてみるのも面白いでしょう。世界中で愛されている殿堂入りのバラが8品種も見られるのは、このバラ園の大きな魅力の一つです。

  昭和49年(1974年)に金沢市が制定したこの宣言は、市民が緑豊かな環境の中で健康で文化的な生活を送れる都市づくりを目指すものです。この宣言に基づき、「緑の都市宣言」から10年目を迎えた昭和59年(1984年)に、その記念事業の一環として開設されました。市民にとって身近にバラを楽しめる場所を提供したいという思いが込められています。

  令和6年度(2024年度)には開園40周年を迎え、記念として新しい品種のバラが植栽されました。これは、長年にわたりバラ園を愛し、支えてきた市民への感謝の気持ちと、未来に向けてさらに美しいバラ園を育てていこうという思いの表れです。

【撮影場所 金沢南総合運動公園のバラ園:2025年05月15日 DMC-GX8】