金沢 曇り、今日は1日中曇り予報です。
巨大な「でか山」は、大きな車輪と木枠の骨組みに、150枚ものむしろで蓋ってあります。今回山車の中をのぞいたのですが、藁縄を用いる藤搦み(ふじからみ)という技法がとても綺麗でした(笑)
【ウィキペディア引用】組み立てはまず大きな車輪から舞台部分まで木枠の骨組みを組み、そこに舟形になるよう前後には丸太を斜めに立て、横木に多くの竹を用い碁盤の目に組み立てていく。また舞台裏(後方)も丸太と竹で碁盤の目に組み立てる。ここまでを地山作りという。その後山車全体の外装に150枚ものむしろで蓋い、そこに何枚もの幕を重ねるように覆っていく。また山車前後の外側には木遣衆が乗る木遣り台も据えられる。なお組み立てには釘や鎹(かすがい)などは使用せず、藤を編んだ藤づると藁縄を用いる藤搦み(ふじからみ)という技法を用いる。これにより山車が揺れて歪みを吸収する柔構造となっている。1台で700mもの藤づるが必要で、現代では藤づるを手に入れるのは困難になってきており、一部の山車はナイロンロープを使用している。